中国商務省、米国に貿易摩擦の解決を提案

中国商務省は、中米貿易協力の状況改善のためには、米国側が対中制裁及び中国からの輸入品に対する追加関税をできるだけ早く撤廃するべきだと考えている。ロイター通信が報じた。
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中国商務省の高峰報道官が、貿易摩擦の解決を提案した。
ロイター通信によると、米国政府が2021年の貿易統計を発表した後、両国間の経済紛争の問題が再び切実性を帯びた。貿易統計によると、中国は長い「貿易戦争」後、2020年にトランプ前米大統領と締結した「第1段階」の貿易協定を失敗させたという。その結果、2021年の米国の貿易収支は、赤字が前年比27%増の8591億ドルに達し、過去最大となった。
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ロイターによると、中国が第1段階の合意をすべて履行し、米国からの輸入を増やしていた場合、赤字は著しく少なかったはずだという。
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