研究は、2月11日の「科学における女性と女児の国際デー」に合わせて発表された。リア・ノーヴォスチ通信が報じた。
Wittung-Stafshede氏は、スウェーデンでは教授職に占める女性の割合がわずか29%だと指摘している。
同氏によると、心理学者と社会学者の研究では、野心、知的能力および分析能力、問題解決、社会的変動性、言語化スキルで男女間に違いはみられなかった。これは、問題の非生物学的性質を物語っているという。
Wittung-Stafshede氏は「無意識の偏見について論ずることができる」と指摘している。同氏は、科学におけるジェンダー問題を解決するために、科学機関の戦略計画でこの問題を優先事項とし、すべての部局で女性を重要な役割に昇進させ、現在はデータがないためジェンダー統計を実施し、ジェンダー平等に関する教育プロジェクトを発足させることを提案している。
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