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イスラエルの医師、新型コロナ感染者の同居者が感染しないケースについて説明

イスラエルのアサフ・アロフェ医療センターの内科主任部長で感染症専門医のガリーナ・ゴリツマン氏は、リア・ノーヴォスチ通信のインタビューで、新型コロナウイルス感染者の同居者が感染しないケースについて、その要因はいくつかあるが、正確な答えはまだわかっていないと述べた。
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ゴリツマン氏は「いくつかの要因があるかもしれない。 1つ目は、感染しない人たちは過去に感染したものの無症状で、高い抗体を持っている場合だ。最近は変異株のオミクロン株をめぐり、私たちはそのようなケースをやたらと目にしている。たとえば、自転車で足を骨折して病院に来た患者は、病院を訪れた他のすべての患者と同じように自動的に新型コロナウイルスの検査を受け、オミクロン株が検出されたものの、全く何も感じていなかった」と語った。
 また同氏によると、「特定の呼吸器ウイルスに対する免疫を持っている人たち」もいる。これは「遺伝的素因と関係している」という。
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3つ目の要因は、患者の感染度合い。ゴリツマン氏は「その人物は病気になるかもしれないが、その人自身は膨大な数のウイルスの保有者ではない」と述べた。
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