サリバン氏はホワイトハウスでの会見で、「以前から述べているように、(ロシアのウラジミール・)プーチン大統領が指令すれば、今はいつでもウクライナに侵攻する可能性がある」と述べた。
サリバン氏は情報の提示については拒否したものの、「北京五輪の後に侵攻する可能性があるという推測もあるが、ウクライナへの侵攻は五輪開催中に起こり得ると明確に述べておく」と語った。
ここ数週間、西側諸国は、ウクライナでのロシアによる軍事活動増強について懸念を表明しており、対ロシア制裁の強化が呼びかけられている。米バイデン政権は、東欧に追加の米軍部隊を派遣した。
ロシア側は西側およびウクライナの言う「攻撃的行動」の非難を否定し、ロシアは何人に対しても威嚇もせず、攻撃しようとしていないと再三にわたって繰り返してきた。「ロシア連邦の攻撃」という声明はNATOがロシアの国境近くにより多くの軍事機器を配備するための前提として使われている。
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