新型コロナウイルス

WHO 世界はまだパンデミックの終息に至っていない

世界保健機関(WHO)の主任科学者であるソミヤ・スワミナサン氏は、新型コロナウイルスのパンデミックはまだ終わっていないと述べた。テレビ局「SADC」が報じている。
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南アフリカを訪問中のスワミナサン氏は、「新型コロナウイルスがどのように進化し、どのように変異していくのか、我々は目の当たりにしている。懸念すべき新たな変異株が多数出現することを我々は知っている。我々はまだパンデミックの終息に至っていない」と語った。
スワミナサン氏は、テドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長率いるWHOの代表団の一員として11日、南アフリカのケープタウンにあるアフリゲン・バイオロジクス社の研究所を訪問した。スワミナサン氏は、製薬大手モデルナが公開した研究を利用し、最新のmRNA(メッセンジャーRNA)技術に基づいて新型コロナウイルスワクチンをアフリカで初めて開発した人物。このワクチンの臨床試験は、2022年末に開始される予定。
これよりも前、露連邦医療生物庁(FMBA)は新型コロナウイルスのパンデミックは夏までに収束し、オミクロン株の登場はパンデミックの終わりを象徴するものである可能性が高いと発表した。
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