この研究では、過去に新型コロナウイルスに感染したことのある肥満患者は、太り過ぎや標準体重の患者との比較で、「より高い、そしてより強力な免疫応答と防御機能」を得たことが示された。
肥満を示すボディマス指数(BMI)が30またはそれ以上の新型コロナ完治者は、BMIが30以下の患者と比較した場合、あらゆる時点で免疫力が高くなり、「すでに感染したことがある肥満の人は、感染歴のある太り過ぎまたは標準的な体重の人と比較した場合、今後は感染がしにくくなる」という。
また、研究報告では、「新型コロナが完治した患者は、ワクチンの接種を受けた人と同様に、時間とともに抗体の量が減少する。一方で、感染後には免疫の質は向上するが、ワクチン接種後はそうはならない」と強調された。
関連ニュース