フィギュア特集

タラソワ氏、自身の誕生日にワリエワの五輪個人種目出場を願う

ソ連功労コーチのタチアナ・タラソワ氏は自身の誕生日の13日、ロシアのフィギュアスケート選手、カミラ・ワリエワ(15)が北京冬季五輪の個人種目に出場することを願った。
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タラソワ氏は13日、75歳の誕生日を迎えた。同氏は「私は今日、何よりもカミラ・ワリエワの演技を願います。彼女が(五輪個人種目に)出場できるように」と述べた。
ドーピング検査を管轄する国際検査機関(ITA)は12日、ワリエワについて、昨年12月25日に採取した検体でトリメタジジンに陽性反応を示したと発表した。検査結果は、ストックホルムにある世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の研究所が2月8日に報告した。ロシア・アンチドーピング機構(RUSADA)はワリエワを暫定的に資格停止処分としたが、ワリエワからの異議申し立てを受け、9日に処分を解除した。この決定を不服として国際オリンピック委員会(IOC)、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)、国際スケート連盟(ISU)は、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した。CASはワリエワの個人種目への出場可否を判断する。CASの裁定は14日に関係者に通知されるという。
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