ウィーンでは現在、JCPOA再建と米国の対イラン制裁解除に向けた協議が行われている。昨年12月28日に協議の第8ラウンドが始まった。
英国、ドイツ、中国、ロシア、米国、フランス、イランは2015年、イランが核開発を制限することと引き換えに対イラン制裁を解除するという核合意JCPOAを締結した。一方、トランプ米大統領(当時)は2018年5月、JCPOAから離脱し、対イラン制裁を復活させた。これを受けてイランは、段階的に核合意の履行を停止すると発表、遠心分離機の数やウラン濃縮度などについての制限を順守しないとした。
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