英国女王エリザベス2世がチャールズ皇太子の妻、カミラ夫人への王配を宣言したことにより、密かに用意されている戴冠式の計画の詳細が知られることとなった。英国女王は、現在彼女自身が受けているような支持を未来の女王にも国民が与えてくれるよう期待を表明した。
情報筋によれば、式典は時間的には短く、予算も抑えられたものになるという。
チャールズ皇太子がより現代的な王政を公言していることから、ウェストミンスター寺院での聖事は「抜本的に簡素化」されることが予想される。
エリザベス女王2世の長男であるチャールズ皇太子は、同女王が亡くなった場合、英国の王位を継承することになる。チャールズ皇太子の他にも、現女王には、アン王女とエドワード王子、アンドルー王子の3人の子どもがいる。英国の王位に関しては、チャールズ皇太子の息子のウィリアム王子が同皇太子に次いで継承権をもつ。弟のヘンリー王子は2020年に王室ファミリーの高位メンバーとしての責務を放棄し、米国に移住している。