1月中旬からグラフィックアクセラレーターの価格は大きく値下がりし、いくつかのモデルは3週間で価格が20%も下落した。NvidiaとAMDの製品の実際の価格は予定されたものより高いままだが、平均でおよそ50%の値上がりとなっている。
もっとも購入しやすいカードは「Radeon RX 6500 XT」で、値上げ率は17%となっている。Nvidiaでは、唯一「GeForce RTX 3080 Ti」が購入しやすく、32%の値上げとなっている。メーカーは販売目的にビデオカードの供給を増やしていると指摘されているが、こうした事態はイーサリアムの値下げが背景にある。イーサリアムは人気の暗号通貨で、マイニングの際にビデオカードが使用されている。