クリル諸島付近でおそらく米国籍の潜水艦が確認 ロシア国防省

セルゲイ・ショイグ露国防相はプーチン大統領に対し、太平洋艦隊がウルップ島周辺のロシアの領海で演習を行った際に、おそらく米国のものと思われる潜水艦が確認された事実を報告した。
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ショイグ国防相は、外国船籍の潜水艦は極東でロシアの水域を4キロにわたって侵犯したと補足した。
ロシア国防省は、2月12日にクリル諸島ウルップ島付近のロシアの領海で米国のバージニア級原子力潜水艦が確認されたと発表した。ロシアは潜水艦に領海からの退去を求める通告を行ったものの、ロシア側の要請は無視された。このため海中におけるロシアの国境防衛についての規則に基づき、太平洋艦隊フリゲート「シャポシュニコフ提督」が適切な措置を講じたところ、潜水艦は最高速度でロシアの領海の外に出た。
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