ウクライナでの露特別軍事作戦

米英電話首脳会談、ロシア産天然ガスの依存度低下を欧州に呼びかけ

ボリス・ジョンソン英首相とジョー・バイデン米大統領は電話会談を行い、ロシア産天然ガスへの依存度を低下させるよう欧州の国々に呼びかけた。英国首相官邸のプレスサービスが発表した。
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両首脳らはロシアの「攻勢」が激化する場合、大規模な経済制裁の導入を含め、ロシアの「脅威」に対して団結する必要性を確認した。そこで首脳らは、欧州におけるロシア産天然ガスの依存度を低下させ、ロシアの戦略的利益の中核に大きな打撃を与えることで合意した。
ただし、交渉の「窓」は依然として開かれているとし、外交による解決の道を引き続き模索する姿勢を示した。
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なお、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は13日にバイデン大統領と電話で会談を行い、「可能な限り速やかに」ウクライナを公式訪問するよう要請し、これによりウクライナ東部の緊張緩和につなげたい考えを示していたが、ホワイトハウスのカリーヌ・ジャン=ピエール首席副報道官によると、大統領がウクライナを訪問する可能性について、現時点で発表する情報はないという。
また、マクロ経済上の支援として、米国がウクライナの信用を保証する目的で10億ドルを提供する可能性を検討していることを明らかにした。
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