岸防衛相は15日の記者会見で、ロシア軍の活動について「重大な懸念を持って注視」していると述べた。
岸防衛相によると、海上自衛隊は1日以降、日本海とオホーツク海において太平洋艦隊の艦艇24隻の活動を確認しており、この活動は昨今のウクライナ情勢を背景にロシア軍が東西で活動し得る「能力を誇示するため」に行っているとみている。また、ロシアの戦略原子力潜水艦の活動領域である「オホーツク海においても、その活動を活発化させている」と強調した。
ロシア太平洋艦隊の艦艇と補給艦は、日本海とオホーツク海で計画されている演習の一環として、防空、共同操縦、海上標的やミサイルでの標的射撃などの練習を行っている。太平洋艦隊の艦艇約20隻は、計画中の軍事演習の一環として航行している。
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