IT・科学

英テムズ川で発見の骨 ピラミッド建設前の時代を生きた人間のものだった

英ロンドン在住の男性が、エジプトのピラミッドが建設されるよりも前の時代に生きていた人間の大腿骨をテムズ川で発見した。英BBCが伝えている。
この記事をSputnikで読む
グラフィックデザイナーのサイモン・ハントさんがテムズ川でボートを漕いでいた時、黒くなった人骨を発見した。ハントさんは、「骨はとても古いものに見えましたが、心の奥底では『もしかしたらそんなに古くないのでは』と思っていました。2、3年水の中にあった骨はどんな風になるのか、私は知りませんし」と語っており、この人骨が殺人事件と関係しているのではないかと不安に思ったという。
ハントさんは、川底から慎重に骨を拾い上げ、通行人が見ている前でビニール袋にいれ、家に持ち帰って奥さんに見せたという。その後ハントさんは警察に骨を届けたのだった。警察官はハントさんに、骨を見つけた場所を教えてほしいと尋ねたが、そのころには潮が満ちてしまい、発見場所は水の下にすっかり隠れてしまった。
警察は検査のため骨を研究所に送った。その数ヶ月後、警察はハントさんにバッグを持参して骨を回収するように電話で伝えた。ハントさんは、「警察はこの骨は古いもので、いつ頃のものか当ててみるように言ったのです」とその時のことを語っている。
検査の結果、その骨は紀元前3516年から3365年の間に生きていた人間のものであることが分かった。つまり、英国のストーンヘンジやエジプトのギザのピラミッドが建設された頃よりも古い骨だったのだ。考古学者らは、その骨の人物の身長は170センチと推定しているが、性別は特定できなかったという。
骨は現在、ハントさん宅で飼い猫の「ナツメグ」の手が届かないところに置いているという。ハントさんは、この骨をロンドンの博物館に寄贈することを望んでいる。
コメント