6年間タイヤに挟まれていたワニ、ついに解放される インドネシア

インドネシアでこのほど、6年にわたり首にタイヤが巻き付いたままのワニが、晴れて自由の身となった。
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ワニは2016年、インドネシア・スラウェシ島のパルで発見された。これまで、野生動物の専門家などがワニの救出を試みてきたもののうまくいかず、6年にわたり首にタイヤがはまったままでいた。
ワニは次第に成長し、今では体長約4メートルに。このままでは窒息するのではないかと地元住民らが心配する中、最近この地域に引っ越してきた1人の男性が救助に乗り出した。
男性は川にロープで作った罠を川に仕掛け、ワニをおびきよせる作戦を提案。そして3週間後、ようやく捕獲に成功した。友人らと協力してタイヤを切り裂いてワニを解放させると、見物客からは歓声が上がった。
その後、ワニは自然保護団体を通して自然界へ戻されたという。
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