ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ国防省、軍、国営銀行のサイトにサイバー攻撃

ウクライナの情報セキュリティセンターは15日、ウクライナ国防省や軍、国営のプリヴァト銀行およびオシャド銀行のウェブサイトへのサイバー攻撃(DDoS攻撃)について発表した。
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同センターはフェイスブックのページで、「過去数時間、プリヴァト銀行は大規模なDDoS攻撃を受けている。オシャド銀行の機能にも不具合があり、インターネットバンキングは機能していない」と伝えた。また「国防省と軍のウェブサイトも攻撃を受けた」とし、「攻撃者は不正工作という手を用いた可能性がある」と指摘されている。
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同センターによると、サイバー攻撃はプリヴァト銀行のアプリケーションのみに影響し、他の金銭取引は通常通り行われている。プリヴァト銀行によると、数時間後に不具合は解消され、運用を再開した。
1月、ウクライナ外務省のオレグ・ニコレンコ報道官は外務省や他の政府系サイトにサイバー攻撃が行われ、これらのサイトが一時的に機能停止に陥ったことを明らかにした。ウクライナの特別通信および情報保護国家サービスによると、これらの政府系サイトは、過去4年間で最大規模の攻撃を受けた。その後、安全保障サービスおよびウクライナ国家警察は、この攻撃について刑事訴訟を起こし、ウクライナ政府はロシアが攻撃に関与したとされていると述べた。一方、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官はこの告発を否定した。
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