同センターはフェイスブックのページで、「過去数時間、プリヴァト銀行は大規模なDDoS攻撃を受けている。オシャド銀行の機能にも不具合があり、インターネットバンキングは機能していない」と伝えた。また「国防省と軍のウェブサイトも攻撃を受けた」とし、「攻撃者は不正工作という手を用いた可能性がある」と指摘されている。
同センターによると、サイバー攻撃はプリヴァト銀行のアプリケーションのみに影響し、他の金銭取引は通常通り行われている。プリヴァト銀行によると、数時間後に不具合は解消され、運用を再開した。
1月、ウクライナ外務省のオレグ・ニコレンコ報道官は外務省や他の政府系サイトにサイバー攻撃が行われ、これらのサイトが一時的に機能停止に陥ったことを明らかにした。ウクライナの特別通信および情報保護国家サービスによると、これらの政府系サイトは、過去4年間で最大規模の攻撃を受けた。その後、安全保障サービスおよびウクライナ国家警察は、この攻撃について刑事訴訟を起こし、ウクライナ政府はロシアが攻撃に関与したとされていると述べた。一方、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官はこの告発を否定した。
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