大統領選挙の第一回投票は4月10日、続いて第二回投票が4月24日に行われる。
今回の世論調査によれば、第一回投票で、現在のところ大統領選への出馬を正式表明していない現職のエマニュエル・マクロン大統領を支持すると答えた人は25.1%、極右政党「国民連合(RN)」のマリーヌ・ルペン党首を支持すると答えた人は17.5%となった。続いて第3位に入ったのが極右評論家のエリック・ゼムール氏で14.5%、そしてペクレス氏が14%で第4位となった。
一方、極左政党「不服従のフランス」の党首、ジャン=リュック・メランション氏に投票すると答えたのは10.5%、環境保護活動家のヤニック・ジャド氏は5.5%、共産党のファビアン・ルーセル氏と元司法大臣のクリスチャーヌ・トビラ氏はそれぞれ3.5%だった。また「社会党」から選出されたパリ市長のアンヌ・イダルゴ氏の支持率は2.5%だった。
これより前に実施された世論調査では、ペクレス氏は第3位か第4位につけていた。昨年12月8日に世論調査会社Elabeが実施した調査では、第二回投票でペクレス氏に投票すると答えた人は52%で、マクロン氏の48%を上回るとの結果が出ていた。
2月13日、ペクレス氏はパリで大型集会を開いたが、その後、ペクレス氏に対する抗議の声が上がった。一部の市民からは、演説の内容が賛同できるものでなかったとの意見も聞かれた。
ハリス・インタラクティブ社による世論調査は、2月11日から14日にかけて、18歳以上の2476人を対象に行われた。標本誤差は1〜2.3%。
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