新型コロナウイルス

中国、空気中の新型コロナウイルス検出システムを北京冬季五輪でテスト

中国の学者たちは、新型コロナウイルス感染症の蔓延を防ぐために、空気中の新型コロナウイルスの痕跡を検出するシステムを構築している。中国の英字紙チャイナ・デイリーは16日、この技術が北京冬季五輪でパイロット・テストされていると報じた。
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中国の医師らは、新型コロナウイルス感染症について、感染者のくしゃみや咳から周囲の人に直接感染するほか、特に密閉空間では、空気中に存在するエアロゾル粒子を介して感染する可能性があると考えている。
これらの有害なエアロゾルを検出するための装置はポータブルデバイスで、空気サンプルを吸い込み、そこからウイルスが存在する可能性のある最小の粒子を選別する。次に、これらの粒子は液体に溶解され、核酸検出器を通過する。
 開発者らによると、この装置は従来の分子遺伝学的診断の装置よりも感度が10倍高いという。
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