研究チームは、メイクをしていないすっぴんの状態で若い男女152人のニュートラルな表情の顔写真を撮影し、その中で誰が最も魅力的か評価するよう492人のボランティアに依頼した。
最も高い評価を受けた人たちは、ファゴサイトーシス(食作用) のレベルが最も高かった。ファゴサイトーシスは、細菌が体に害を及ぼす前に白血球がそれらを排除するプロセス。
また、女性たちが最も魅力的だと評価した男性たちは、ウイルスに感染した細胞を破壊するナチュラルキラー細胞(NK細胞)のレベルが最も高かった。
研究チームによると、魅力的な外見はすでにずいぶん前から健康指標とみなされている。例えば、明るくて大きく開いた目はより魅力的だと考えられているが、病気の人の目は細くてくすみがちに見える。また、顔の顕著な非対称性は、生まれる前の子宮内における成長障害を物語っている可能性もあるという。
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