「世界一重いイチゴ」 イスラエルが日本のギネス記録を破る

イスラエルのイチゴ農家が栽培した重さイチゴがこのほど、「世界で最も重いイチゴ」としてギネス世界記録に認定された。その重さはなんと289グラム。これまで日本が保持していた250グラムを上回り、新記録を打ち立てた。
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記録を更新したのはイチゴ農家のアリエル・チャヒさん。チャヒさんは今月12日、自身の農園で収穫したイチゴの重さを計測したところ、289グラムだった。さらにヘタまで含めると299グラム。194グラムの「iPhone XR」と比較すると、その大物ぶりがさらによく分かる。
このイチゴはイラン産の「イラン」という品種で、イスラエル国立農業研究所(ARO)が開発したもの。実が大きくなることで知られているが、これは今までで見た中で最も大きいという。
計測に立ち会ったAROのニル・ダイ博士によると、イスラエルでは今年、収穫時期の1月から2月にかけて厳しい寒波に見舞われたという。このような特殊な気象条件のもと、複数の実が融合。さらに開花から45日以上かけてゆっくりと成長したため、巨大なイチゴになったと説明した。
これまでの記録は、日本の福岡県福岡市の中尾浩二さんが栽培した「あまおう」の250グラム。2015年にギネスに認定され、7年間記録を保持していた。
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