ウクライナの女子スキー選手 ドーピング疑惑で一時出場停止処分

北京冬季五輪のドーピング検査を管轄する国際検査機関(ITA)は反ドーピング規定に違反した疑いがあるとして、ウクライナの女子スキー選手ヴァレンチナ・カミンスカヤ(34)を一時、競技から外した。ITAがサイトを通じて明らかにした。
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カミンスカヤ選手のサンプルからはメステロロン(アナボリックステロイド)とヘプタミノール(精神刺激薬)が検出された。サンプルの採取は2月10日、北京五輪の会場で行われた。
カミンスカヤ選手にはドーピング検査の結果が通知され、残りの競技への出場が禁じられた。
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カミンスカヤは北京五輪ではクロスカントリーのスプリントで70位、10キロのクラシカルで79位、リレーで18位の成績を収めている。2018年まではベラルーシ代表として出場しており、五輪出場は今回で3度目。
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