「誰がこうした構想を口にできるのか、私は知らない。誰かがこうしたイニチアチブを表したという話も、聞いたことはない」ぺスコフ報道官はこう指摘した。
ぺスコフ報道官はドンバス紛争地域に平和維持軍を導入する案をロシア大統領府はどう思うかという記者からの質問に対し、「この構想を、誰が言い出したか、私は知らない。そのような構想を誰かが打ち出したとは聞いていない」と答えた。
これに先立ち、同日17日午前、ウクライナ治安部隊がルガンスク人民共和国領の領内でミンスク合意で禁止されている迫撃砲を含む砲撃を4度にわたり行ったと報じられた。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は先に、ロシアはウクライナ周辺に紛争状況をうむような根拠は一切何も作り出していないと述べている。ラブロフ外相は、ロシアのウクライナ侵攻を報じる西側メディアの目的は、ドンバスに関するミンスク合意を妨害するウクライナの路線の正当化にある可能性もロシアは排除していないと指摘している。
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