岸田首相は16日、英国のジョンソン首相と電話会談し、ウクライナ情勢などについて話し合った。岸田氏は会談後の記者会見で「ウクライナの主権と領土の一体性を一貫として支持することを確認し、力による現状変更は認めることができない、こうしたことでも一致した」と述べた。
また岸田氏は「引き続き、緊張緩和に向けて、外交努力を続け、そして連携していくことを確認した」と述べた。
ここ数週間、欧米マスコミではロシアによるウクライナ侵攻の可能性について盛んに取り上げられている。これを背景として米国議会では対ロシア制裁の強化が呼びかけられている。ロシアはこれまでウクライナ侵攻の報道を繰り返し否定。リャブコフ外務次官は、モスクワにはウクライナ侵攻の意向は現在も将来もあり得ないとしている。