ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ軍、ルガンスク人民共和国の5つの居住区を砲撃 ミンスク合意で禁止されている武器使用

ウクライナ軍は17日午前、ウクライナからの独立を宣言しているルガンスク人民共和国(LNR)の居住区を、停戦などを定めるミンスク合意で禁止されている迫撃砲などを使って4回砲撃し、その後、さらにもう1つの居住区を砲撃した。停戦管理調整合同センター(JCCC)のLNR代表部が記者団に発表した。
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JCCCのLNR代表部は「ウクライナの軍部隊は、ミンスク合意にしたがって(使用を)拒否しなければならない武器を使って停戦に著しく違反した」と発表した。
代表部によると、ウクライナ軍は口径120ミリおよび82ミリの迫撃砲、グレネードランチャー、大口径機関銃を使って居住区を砲撃した。
昨夏、ドンバスで停戦順守のための追加措置が発効した。これは居住区とその周辺における発砲や武器配備を完全に禁止しているほか、違反に対する懲罰的な処分も定めている。
ロシアは、ウクライナがミンスク合意を履行しておらず、紛争解決に向けた協議を長引かせていると繰り返し発表している。
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