NATO 東欧に戦闘グループの配置を検討

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長はNATO加盟諸国の国防相会議の初日を総括した記者会見で、NATOが東欧に新たに戦闘グループを配置する問題を検討していることを明らかにした。
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ストルテンベルグ事務総長によれば、こうしたグループは黒海周辺に配置される可能性がある。
ストルテンベルグ事務総長は「我々は東方における防衛プレゼンスをすでに強化しており、それを続行するつもりだ。だが、最終的な決定はまだ採られていない」と発言した。
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ストルテンベルグ事務総長はまた、ルーマニアがNATOの新たな多国籍戦闘グループを受け入れる構えを示しており、フランスはそれを率いる意向を示していると補足した。
「数日以内、数週間以内に何が起こるかについて一切確証が持てない。だがもし彼ら(ロシア)が武力を行使するなら、対価は高くつき、制裁が発動されるだろう」ストルテンベルグ事務総長はこう述べた。
ストルテンベルグ事務総長は「たとえロシアが武力を行使せずとも」NATOは地域プレゼンスを強化する意向だと補足している。
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