ロシア外務省の発表には次のように書かれている。
「まとめると、ロシア側が用意した安全の保証についての米国との協定案の基本的要素に対して、米国側は建設的な回答を出さなかった」
内容は、NATOの今後の拡大停止、ウクライナとグルジアがNATOに加盟する「ブカレスト方式」の取り消し、旧ソ連諸国でかつNATO非加盟国の領内における軍事基地の建設取りやめ及びいかなる軍事活動の実施を目的とした、それらの国のインフラを使用しないこと、NATOの攻撃力及びインフラを含む軍事ポテンシャルをロシアとNATO間の基本文書が調印された1997年の状態にまで戻すこととなっている。
関連ニュース