トロント大学は移植用の臓器の血液をO型に変える方法を発見した。そのためにN-アセチル-α-D-ガラクトース-デアセチラーゼ(FpGalNAc-deacetylase)とD-ガラクトサミンーガラクトサミニダーゼ(FpGalactosaminidase)という酵素を用い、臓器から特定の抗原(AまたはB)を取り除いた。
酵素はわずか4時間ほどで、ほとんどすべての凝集素を破壊した。その後、血液型がO型の人の血漿の抗体反応を調べたところ、ごくわずかだったことから、この方法が良好な生存率を示すことがわかった。
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