エブラール事務次長は、「技術面での詳細な情報を含めた任務の結果報告は、2ヵ月後の4月末に発表となる。また、来月も再度来日し、その際には日本の原子力規制委員会での会合も予定している。『福島第1原発』の処理水の放出前と放出時、放出後に査察が実施され、報告が発表されることになる」と語った。
IAEAの代表団は、2月14日から18日まで、トリチウムが含まれる処理水の放出計画に関する安全性を検証するために来日した。
日本は2023年春から、原発から1キロメートル以内ですべての放射性核種(トリチウムを除く)を浄化し、処理水を海洋に放出することを予定している。
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