「Strana.ua」が取材した情報提供者は、ウクライナ政府は両共和国と直接的な交渉を行うつもりはなく、また両共和国の特別地位について憲法を改正したくないと主張している。
複数の情報提供者によると、ゼレンスキー大統領は、ドンバスをめぐる法案の提供というオラフ・ショルツ独首相への約束を履行しないために、ウクライナ南東部の状況悪化を利用することを計画している。
ある情報提供者は「ドンバスの状況悪化は、ショルツ首相に対するゼレンスキー大統領の義務の履行を遅らせる理由として利用することができ、状況が正常化するまで何も起こらないと言うことができる」と名言した。
同記事ではまた、ゼレンスキー大統領とその側近はロシア侵攻の可能性を信じていないと述べられている。
15日、ロシア下院はドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国を独立国家として承認するよう、プーチン大統領に求める決議を採択した。両共和国のトップであるデニス・プシーリン氏とレオニード・パセチニク氏はこの決定を歓迎すると述べた。プーチン大統領は同日、モスクワでのショルツ首相との記者会見で、下院の訴えについてコメントした。ドンバス問題の解決に向け基本的にはあらゆることを行うが、ミンスク合意の可能性はまだ尽きていないと指摘した。
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