バスーリン氏は、「砲撃についてはそうだ。空港を含め、接触線上の全域で起きている」とロシア第1チャンネルで述べた。
続いてバスーリン氏は、「コミンテルノヴォの集落で大規模な砲撃が開始した。その際、2つの後方攪乱グループがドネツクの奥深くまで侵入した。そのうちの1つのグループの任務は、ロケット・砲兵の倉庫を爆破することで、それは実行された。2つ目のグループは、状況を不安定化するためにノヴォアゾフスコエ(集落)に向かって前進した。国家保安人民委員部と内務省の職員は、軍とともに2つのグループの居場所をつきとめ排除するために捜索活動を行っている」と語った。
17日の朝、ドンバスの接触線における情勢が激化した。ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国は、ここ数ヶ月において最も激しいウクライナ側からの砲撃があったと発表した。両共和国での情勢激化の結果、軍人1人と民間人3人が死亡、5人が負傷した。18日にはドネツクとルガンスク住民がロシアに避難することが発表され、19日には両共和国で総動員令が発動した。