同メディアによると、中国運載火箭技術研究院のワン・シャオジュン院長は、「液体メタンと液体酸素を燃料とした有人ロケットの打ち上げシステムの研究を行っている」と述べ、新システムの設計を発表した。中国版の再利用可能な二段式ロケットは、1段目は垂直に着陸し、2段目は翼を利用して降下し、空中で展開し、垂直着陸するという。
また、スターシップが積載量100トンを地球低軌道に運ぶ計画であるのに対し、中国版のロケットは最大20トンを地球低軌道に運ぶことになるという。同メディアは、米国版と中国版で積載量にこのような差がでるのは、中国がキャリアロケットに効率の悪いロケットエンジンを使用していることで説明できるという。
これよりも前、スプートニクはスペースX社のイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)は、現状では火星に人類を送るのは費用がかかりすぎる可能性があるため、同氏による火星植民化計画は無期限に延期されていると報じた。
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