式典への政務官の派遣は10年連続。閣僚の派遣は例年通り見送られた。
17回目となる今年の式典は新型コロナウイルス感染対策のため、一般参加者を入れず、関係者のみで執り行われた。
式典の中で丸山知事は「竹島は日本固有の領土である」とし、「領土問題は国家間の問題で、外交交渉の場で竹島問題が話し合われるよう引き続き強く要望する」と述べ、外交交渉による解決を政府に要求した。
小寺政務官は「国際法上なんら根拠のない韓国による竹島の不法占拠は決して容認できない。日本は国際法に則り平和的に紛争を解決する。毅然とした態度で粘り強く我が国の立場を伝えていく」との姿勢を示した。
一方、式典が開催されたことに対し韓国外交部(外務省)は強く抗議。声明では「日本がつまらない挑発を繰り返している」と非難し、行事を速やかに廃止するよう要求したほか、島は「歴史的、地理的、国際法的に韓国固有の領土である」と主張した。
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