トルコの新暁新聞（イェニシャファク紙）によると、駐トルコ・ウクライナ大使のヴァシリー・ボグナル氏は、「私はトルコ政府に訴える。ウクライナを助けてほしい。我々は、ロシア軍艦が通過しないようボスポラス海峡とダーダネルス海峡の封鎖を求める」と述べた。
トルコのNTVによると、トルコのエルドアン大統領は24日、ウクライナ情勢について緊急安全保障会議を招集する。
この会議は、日本時間17時からトルコのアンカラにある大統領官邸で開催される予定。
ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。