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18日、ドネツク人民共和国(DPR)のデニス・プシリン代表とルガンスク人民共和国(LPR)のレオニード・パセチニク代表は、ウクライナ領土からの侵攻の恐れがあるとして、女性、子ども、高齢者のロシアへの避難を開始すると発表した。これらの自称共和国は総動員令を発動し、18〜55歳までの男性の出国を禁止した。DPRの人口は約220万人、LPRの人口は約140万人。
21日、ロシアのプーチン大統領は、ドネツク州とルガンスク州の境界内にあるDPRとLPRを承認する大統領令に署名した。プーチン大統領はロシア軍に対し、DPRとLPRでの平和維持を確保するよう指示を出した。
22日、ロシアはドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国と友好協力条約を締結。この条約には、国境での共同警備、侵略行為への対策を共同で行う可能性について述べられている。この条約の期限は10年間。
24日、モスクワ時間午前5時(日本時間午前11時)頃、ロシアのプーチン大統領は、ドンバスにある両共和国の指導者の訴えを受け、特殊軍事作戦を行うことを決定したと発表した。
24日、ロシアはウクライナ、ベラルーシとの西側国境にある領空を封鎖した。
24日、ロシア国防省は、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
24日、ウクライナ国家国境庁は、ロシア軍がベラルーシ軍の支援を受けてベラルーシとの国境を攻撃したと主張した。
24日、モスクワ時間午前10時(日本時間午後4時)、ヴェルホーヴナ・ラーダ(ウクライナ最高議会)はウクライナに戒厳令を敷いた。
24日、ロシア国防省は、接触線全域でウクライナ軍の軍人が集団で最前線陣地を放棄していると発表した。
24日、ウクライナは、ロシアとの国交を断絶することを決定した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がこのように明らかにした。