ウクライナでの露特別軍事作戦

EUが正式に対露制裁 ドネツク、ルガンスクの承認を理由に

EUはロシアがドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立を承認したことに異議を唱え、対露制裁を承認するプロセスを終了した。EU議長国を務めるフランス代表部が発表した。
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EUの新たな対露制裁発動についてはすでに前日22日に公表されていた。制裁の対象となったのはドネツク、ルガンスク両人民共和国の独立を承認したロシア下院(国家会議)議員351人で、議員らにはEU圏への入国が禁じられるほか、EU圏内に所有する資産が凍結される。このほか、ルガンスク人民共和国、ドネツク人民共和国におけるロシアの行動に支持を示した、またはそれから利益を得た政治家、ビジネスマン、銀行など27人の個人と法人、軍部高官、「ウクライナに不利な偽情報を流した責任者ら」も制裁対象となる。制裁対象者らの名前を記したリストは近く公開される。
さらに、ドネツク人民共和国およびルガンスク人民共和国からの禁輸、および両人民共和国への商品、技術の輸出の禁止、観光、貿易、一定のセクターへの投資の制限も行われる。
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