イーロン・マスク氏にテスラ社株のインサイダー取引の疑い

米国の億万長者、イーロン・マスク氏と弟のキンバル・マスク氏に対するテスラ社株のインサイダー取引の疑いで、米証券取引委員会(SEC)が調査を行っている。情報筋を引用しウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた。
この記事をSputnikで読む
報道によれば、同委員会の調査は、キンバル・マスク氏が総額1億800万ドル(約124億5400万円)のテスラ社株を売却した2021年に開始された。それに先立ち、イーロン・マスク氏は所有する証券を売却する可能性があると公表している。
米カリフォルニア州 人種差別でテスラ社を起訴
テスラ社株に関する発表後に価格が急落した。こうした経緯から、キンバル・マスク氏の行為は、株式取引ルールに対する重大な違反と見なされる可能性がある。未公開の重要情報を得ていた場合、通常、公開会社の指導者と職員は株の購入または売却が禁止されている。キンバル・マスク氏はテスラ社の取締役を務めている。
コメント