ウクライナでの露特別軍事作戦

ロシア空挺軍 チェルノブイリ原発区域を制圧

ロシア空挺部隊は24日、チェルノブイリ原発区域を完全に支配下に置いた。原発職員は通常通り管理作業を続けている。25日、ロシア国防省報道官のコナシェンコフ少将が記者団に語った。
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同報道官は「昨日24日、ロシア空挺部隊はチェルノブイリ原発区域を完全に支配下に置いた。警備を担当するウクライナ軍の特別隊と合意し、チェルノブイリ原発の施設及び石棺は合同で安全確保にあたる」と発表。
コナシェンコフ報道官によると、原発職員は通常通り施設の管理作業をしており、放射能レベルをモニタリングしている。「ロシア空挺部隊とウクライナ軍原発警備隊はともに行動しており、これは国家主義組織や他のテロ組織が国内情勢を利用して核挑発ができないよう、保証となる」と述べた。
同報道官はまた、原発区域の放射能レベルは正常であると報告した。
ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
プーチン大統領は、流血の責任はすべてウクライナ政権の良心に帰すると述べた上で、ウクライナ軍人に対し、ウクライナ当局の犯罪的な命令を実行せず、武器を置いて家に戻るよう呼びかけた。

ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
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