2021年の日本の出生数、過去最少を更新 約84万人

日本で昨年1年間で生まれた子どもの数は84万2897人(速報値)で、過去最少を更新したことがわかった。厚生労働省の発表をもとにTBS NEWSが報じた。
この記事をSputnikで読む
同省によると、2021年の出生数は前年比約3万人減の84万2897人で過去最少を更新。また、婚姻件数は約51万4000組で、戦後最少となった。
日本では第2次ベビーブームの1973年以降、出生数は減少傾向にある。昨年は新型コロナウイルスの影響が危惧されたものの、同省は「減少幅としては例年並み」とした。
人口統計学者が指摘 先進国でパンデミックが出生率に与えた影響
また、死亡者数も前年より約6万人以上増加し、約145万人で戦後最多。同省は増加の原因について、新型コロナウイルスとの関連を引き続き調査する必要があるとしながらも、現時点では主に「高齢化」ではないかと分析している。
関連記事
新型コロナウイルスに対する抗体の寿命、子どもの場合は非常に長い ドイツの研究チーム
コメント