ウクライナでの露特別軍事作戦

セルビア 欧州の対露制裁を支持せず

セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領は、ウクライナ周辺情勢をめぐる欧米の対露制裁を支持しないが、ウクライナの領土的一体性を支持するとの考えを示した。
この記事をSputnikで読む
ヴチッチ大統領は、「セルビアは国際法を尊重しているが、誰が何を求めていようと自国の国益をよく理解している。セルビアは友好関係を評価し、この危機に至るまでの年月は忘れない。我々はこれが全ての人にとって気に入ることではないことは分かっているが、我々は国のために最善を尽くし、最良の決断をした」と述べた。
ヴチッチ大統領は、「セルビアは、いかなる国家やその代表者に対して今制裁を加えることは、政治的・経済的利益にならないと考えている」と国民向けの演説で述べた。
ウクライナでの露特別軍事作戦
中国の習主席 ロシア当局の行動を尊重する
ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
関連ニュース
英政府 プーチン大統領とラブロフ外相に制裁を発動
欧州評議会におけるロシアの権利が一時停止に
コメント