ウクライナでの露特別軍事作戦

日本、ベラルーシへの経済制裁発動へ向け調整 ウクライナ情勢受け=メディア

日本政府は、ロシアによるウクライナでの特殊軍事作戦を支援したとして、ベラルーシに対する経済制裁を発動する方向で調整に入った。複数の政府関係者の情報を引用し、時事通信が報じた。
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松野博一官房長官は25日、ウクライナ東部でのロシアの軍事侵攻を支援したベラルーシへの制裁に関し、記者団に向けて「G7をはじめ国際社会とも連携し適切に対応したい」と述べていた。
時事通信によると、日本政府は国際社会との協調が必要と判断。関係者は「ベラルーシとロシアは一体だ」と指摘したという。
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25日、欧州連合(EU)はベラルーシに対する制裁を1年間延長したと発表。24日には、米国が、ロシアによるウクライナでの特殊軍事作戦を支援したとして、ベラルーシの多くの個人および法人に制裁を課した。
ロシアのプーチン大統領は24日、ウクライナ東部ドンバスを守るための特殊軍事作戦を決定したと発表した。プーチン氏はロシア国民向けのテレビ演説で「現在の状況は、我々に決定的かつ迅速な行動をとることを要している。ドンバス地域の2つの共和国は、ロシアに支援を求めた」と述べた。プーチン氏によると、流血の全責任はウクライナ政権の良心が負う。プーチン氏はウクライナ軍に対し、ウクライナ当局の罪深い命令を実行せず、「武器を置いて家に帰るよう」呼びかけた。
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