ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ 民間人25人死亡=国連

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、ウクライナでは砲撃や空爆で25人の民間人が死亡し、102人が負傷したと発表した。
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OHCHRのシャムダサニ報道官は25日、ジュネーブで開かれたブリーフィングで、この情報は状況をモニタリングしている部局のスタッフから入手したものだと説明した。
同氏によると、これらのスタッフは「少なくとも民間人127人に関する報告を受けた」という。同氏は「この数には、砲撃や空爆によってウクライナで死亡した25人と負傷した102人が含まれている」と述べ、犠牲者に関する情報を「確認するのは難しい」と指摘した。OHCHRは、実際の犠牲者数は「はるかに多い可能性がある」と考えているという。
ドンバスの接触線の状況は2月17日午前に悪化した。ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国は、過去数カ月で最も集中的な砲撃をウクライナ側から受けたと報告した。18日、ルガンスク人民共和国トップのパセチニク氏とドネツク人民共和国トップのプシーリン氏は、戦闘行為の脅威の高まりを受け、住民のロシアへの避難を発表した。
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ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
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