ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ大統領、国連安保理からロシアを追放するよう事務総長に要請

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は国連のアントニオ・グテーレス事務総長と電話会談を行った中で、安全保障理事会からロシアを追放し、ウクライナにおけるロシアの行動をジェノサイドとして認定するよう要請した。
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ゼレンスキー大統領はツイッターに投稿した中で、次のように記した。
国連安保理における投票権を攻撃国からはく奪。ロシア政府の行動、及び声明をウクライナ人のジェノサイドとして認定。
ウクライナでの露特別軍事作戦
西側がロシアを国際金融システムから追放、「重大な勝利」=ウクライナ大統領
これらの問題についてゼレンスキー大統領は国連事務総長と議論を行ったという。また、ウクライナ最高議会は西側への要請で、ウクライナ上空を封鎖し、さらにはロシアを国連安保理常任理事国から追放、すべてのロシア人に対する制裁を強化するよう要請した。この声明はルスラン・ステファンチュク議長が読み上げた。
また、ウクライナ側はウラジーミル・プーチン大統領を戦争犯罪人に指定するよう要請した。その上で、大統領個人だけでなく、政権に責任を持つすべてのロシア人に対する制裁を発動するよう要請した。ステファンチュク議長によると、この声明には最高議会指導部、及びあらゆる派閥のリーダーが署名した。
一方、国連事務総長のオフィスが発表した声明には国連安保理からロシアを追放することについて会談の議題に上がったとは記されていない。
ウクライナでの露特別軍事作戦
ウクライナ、ロシアとの交渉拒否
ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
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