新型コロナウイルス

ロシアの研究者 男性特有の新型コロナ後遺症について警告 

ロシアの研究者らは、コロナウイルスが男性の内分泌系に影響をおよぼすおそれがあると発表した。男性には男性特有の潜在的問題やその他の障害が発生する可能性がある。研究結果が医学誌『アンドロロジー』に掲載された。
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ボランティアを対象に、泌尿器科医らが男性の新型コロナ患者44人と非感染者44人の調査を実施した。調査では、テストステロンの低下が完治者に確認された。医師らは、新型コロナの後遺症は3ヶ月続くおそれがあると警告した。
研究の責任者は、「現在、このホルモンが低下する明確な原因について研究が進められているが、新型コロナによる炎症の重症化の過程に関連したものであると考えられる」とコメントした。
また、研究者は、男性ホルモンの低下は患者の4分の1で見受けられたとも語った。
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