ウクライナでの露特別軍事作戦

ロシア、ウクライナ両代表団が交渉開始 ベラルーシで

ロシア、ウクライナの両代表団の交渉が28日、モスクワ時間14時頃(日本時間で同日20時)ベラルーシで開始された。交渉の実施については前日27日に合意が成立していたが、その経緯としては27日、すでにベラルーシ入りしていたロシア代表団が交渉の実施について同日の15時(日本時間で同日21時)までウクライナ側からの回答を待つ姿勢を示し、ウクライナ側は文字通り、その期限が切れる数分前に合意を示した。
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ロシア代表団の団長はウラジーミル・メディンスキー露大統領補佐官が務めている。これより前、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の事務所は「交渉の主要問題は即時停戦とウクライナからの軍の撤退」と明らかにしていた。
ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
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