韓国外交部は「韓国政府は、国際エネルギー市場安定化のために戦略石油備蓄の放出を促進しており、欧州への天然ガス転売などの措置を追加検討することを決定した」と発表した。
これに先立ち、米国は、エネルギー価格の上昇を抑えるため、戦略石油備蓄によって商品介入を実施する方針であり、その他の世界の主要な消費国と同様の措置について交渉していると報じられた。
韓国外交部は、同盟国やパートナーの対ロシア制裁に加わることをすでに発表しており、特に輸出管理の分野でロシアへの戦略物資の輸出を禁止し、銀行間国際決済ネットワーク(SWIFT)からロシアの銀行を排除する措置に参加し、具体的な措置について協議するという。なお韓国は、独自の対ロシア制裁については考えていないという。
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