アディダス 21億ユーロでリーボックを売却

スポーツブランドのアディダス(Adidas) が米ブランド管理会社のオーセンティック・ブランズ・グループ(ABG)にリーボック(Reebok)を21億ユーロ(約2720億円)で売却し、総額15億ユーロ(約1936億円)の自社株買い(buyback)プログラムを発表した。アディダスが明らかにした。
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1924年にアドルフ・ダスラー氏が創業したアディダスは、スポーツシューズやウェア、用品の世界的なメーカーとして知られる。リーボックは米国のスポーツシューズやウェア、アクセサリーのメーカーで、本社は米国ボストンにある。同社は2005年からアディダスの子会社となっていた。
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声明では、「アディダスは、ABGへのリーボックの売却が公式に完了したと表明した。(略)2021年8月に署名された最終合意にもとづき、正式に売却が完了したことから、アディダスは21億ユーロを受け取った」と発表した。
またアディダスは、リーボックの売却益を株主に還元するための新たな自社株買いプログラムを開始する。2022年3月中旬より、アディダスは2022年第3四半期末までに最大15億ユーロ相当の自社株買いを実施する予定。
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