ロシアの歌手ネトレプコと指揮者ゲルギエフを解雇 バイエルン国立歌劇場など外国の劇場

ドイツのバイエルン国立歌劇場のセルジュ・ドルニー総裁は、ロシアのオペラ歌手アンナ・ネトレプコと指揮者ワレリー・ゲルギエフについて、ウクライナでのロシアの作戦に「十分な不同意を表明しなかった」ため、2人との関係を断ち切ると発表した。
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ドルニー氏はツイッターに、ネトレプコとゲルギエフは「ウクライナに対するロシアの恐ろしい侵略戦争に十分な不同意を表明しなかった」と投稿した。
ネトレプコ本人は、アーティストやその他の公人にこの問題に関する自分たちの立場の表明を強要することは受け入れられないと発表した。
先に、ドイツ南部ミュンヘン市のライター市長は、これと同じ理由から、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団はゲルギエフとの協力を打ち切ったと発表した。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やその他の楽団やコンサートホールなどもゲルギエフの出演を拒否した。
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先に、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場は、ロシアのプーチン大統領を支持するロシアの演奏者との活動を停止すると発表した。
ロシアの大勢の活動家がウクライナでの特殊軍事作戦に反対し、紛争の平和的解決を呼びかけた。2月26日には軍事作戦を止めるよう求める公開書簡が掲載され、ロシアの芸術家、芸術学者、建築家、プロデューサー、キュレーター、ミュージシャン、その他の文化人2000人以上が署名した。
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