トルコ大統領、ウクライナのEU加盟検討に関するイニシアチブをポジティブに捉える

トルコのエルドアン大統領は1日、首都アンカラで開かれた記者会見で、ウクライナの欧州連合(EU)加盟の見通しを検討するというEUの姿勢をポジティブに捉える一方、EUはトルコに対してそのようなイニシアチブを発揮しなかったと指摘した。テレビチャンネルNTVが記者会見を放送した。
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エルドアン大統領は「ウクライナのEU加盟の文脈におけるEUの努力を高く評価する。これは素晴らしい出来事だ。しかし、トルコにも同じようなやさしさを示してほしい。なぜ皆さんは未だに我われについて疑っているのか?それとも、これ(EU加盟)が皆さんの議題にのぼるためには、我われに対して攻撃が行われる必要があるのだろうか?」と述べた。
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エルドアン氏は、長年にわたってEUはトルコの加盟プロセスを遅らせ、引きのばしてきたと言及した。
同氏はNATO拡大について、トルコは「その反対者ではなかった。そして、そのようなプロセスの支持者であり続けている」と指摘し、NATO拡大は平和を確保するための手段だとの考えを示した。
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