WHOの報告書には、「調査対象国の90%が精神疾患が潜在的な増加するとして、すでにCOVID-19対応計画にメンタルヘルスと心理社会的支援を盛り込んでいるものの、なお大きなギャップと課題は残っている」と書かれている。
精神疾患の増加の主な理由のひとつとして、パンデミックで社会から隔絶されたことにより、労働が制限される、近しい人から支援がえられない、社会参加ができないといった状況に陥り、今までにない、大きなストレスを受けたことが挙げられた。
報告書には「不安やうつを招くストレス要因として、孤独感、感染の恐怖、苦しみ、自分や愛する人の死の恐怖、死別の悲しみ、経済的問題などが挙げられている」と書かれている。
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