JALの広報担当者はリア・ノーヴォスチ通信に「本日(3日)のパリ、ロンドン、ヘルシンキ発着便は欠航となっている。ロシアとウクライナをめぐる状況に関連したさまざまなリスクを考慮し、ロシア領土上空を通る路線、ルートの欠航が決まった。毎週木曜日に運航しているモスクワ行きの便も欠航となった。貨物便も合わせて10便が欠航の対象となっている」と述べた。
またJALの広報担当者によると、制裁措置によって西側の航空会社がロシアの領空を通過できない状況でも、JALは欧州路線を運航する方針。
広報担当者は「欠航は本日のフライトスケジュールにのみに関係している。パリ、ロンドン、ヘルシンキ、フランクフルト行きの便については、明日から状況に応じて決める」と述べた。
また担当者は、JALは複数の航空会社が共同で1つの航空便を利用する、所謂コードシェア便を使わずにこれらの路線を運航することを確認した。
担当者は「3月26日までブリティッシュ・エアウェイズやその他の航空会社とのコードシェアを停止する」と述べた。
これまでJALは、西側の航空会社と共同で欧州路線を運航していた。
なお担当者は、これらの便がモスクワに立ち寄るのか、それとも東京と欧州の都市を結ぶ直行便となるのかについては「状況に応じて決定される」と述べた。
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